インスタの二段階認証はなぜ必要?安全なやり方を解説


インスタグラム(Instagram)は、多くのユーザーに利用されているSNSですが、
アカウントの乗っ取りや不正アクセスのリスクもあります。

本記事では、インスタの二段階認証のやり方について詳しく解説します💡





1.二段階認証とは?


二段階認証とは、通常のパスワード入力に加え、
スマートフォンなどを利用した追加の認証を行うことで、セキュリティを強化する仕組みです。

通常のログインでは、IDとパスワードのみで認証が行われます。

しかし、パスワードの使い回しや、フィッシング詐欺などにより、アカウント情報が流出するリスクは少なくありません。

二段階認証を有効にすることで、ログイン時に追加の認証コードを求められるため、
たとえパスワードが漏洩しても、第三者が簡単にログインすることを防ぐことができます。

一般的にはSMS認証や認証アプリ(Google AuthenticatorやMicrosoft Authenticatorなど)を利用する方法が採用されています。



これにより、自分のデバイスを利用して認証コードを取得するためより安全にアカウントを守ることができます。




2.インスタグラムの二段階認証のやり方

インスタの二段階認証は、以下の手順で設定できます。


🔵 インスタの設定を開く

1. インスタグラムのアプリを開く。

2. 右下のプロフィールアイコンをタップし、自分のプロフィール画面へ移動。

3. 右上の「≡」をタップし、「設定とプライバシー」を開く。

4. 「アカウントセンター」へ進み、「パスワードとセキュリティ」を選択。

🔵 二段階認証を有効にする

1. 「二段階認証」をタップ。

2.「インスタグラム」のアカウントを選択し、二段階認証を有効にする。

3. 設定画面で「はじめる」をタップし、認証方法の選択画面へ進む。

🔵 認証方法を選択

二段階認証には、以下の2つの方法があります。

SMS認証
:登録した電話番号に送られる認証コードを入力する。

認証アプリ(Google Authenticatorなど)
:アプリで生成されたコードを入力する。

どちらかの方法を選択し、指示に従って設定を完了させます。

🔵 バックアップコードを保存する

万が一、スマートフォンを紛失した場合でもログインできるよう、バックアップコードを取得し、安全な場所に保存しておきましょう。

1. 「バックアップコードを取得」を選択。

2. 表示されたコードをメモし、セキュリティの高い場所に保管する。

3. 必要に応じて、スクリーンショットを撮影しておく。




3.二段階認証のメリット


🔵 アカウントの安全性向上

パスワードだけでなく追加の認証が必要になるため、不正アクセスを防ぐことができます。

二段階認証を設定することで、万が一パスワードが流出したとしても、追加のセキュリティチェックが求められるため、より安全にアカウントを保護できます。

🔵 乗っ取りリスクの低減

万が一パスワードが流出しても、認証コードがなければログインできません。

これは、フィッシング詐欺や不正アクセスのリスクを大幅に減らすことにつながります。

特に、アカウントの乗っ取り被害が多発している現在、二段階認証を導入することは非常に重要です。

🔵 安心してインスタを利用できる

セキュリティが強化されることで、安心してSNSを楽しむことができます。

二段階認証を設定することで、自分のアカウントがより安全になり、不安なくインスタグラムを利用できます。

また、万が一の事態にも迅速に対応できるため、トラブルの発生を未然に防ぐことが可能になります。




4.二段階認証の注意点


🔵 SMS認証のリスク

SMSを利用する二段階認証は比較的手軽に設定できますが、SIMスワップ攻撃や不正アクセスにより、SMSが第三者に乗っ取られるリスクがあります。

そのため、より安全な認証アプリを利用することが推奨されています。

🔵 バックアップコードの管理

バックアップコードは、スマートフォンを紛失した際にログインするための重要な手段です。

紛失するとアカウントにアクセスできなくなる可能性があるため、安全な場所に保存し、他人に見られないよう管理することが大切です。

定期的にバックアップコードを更新し、最新のものを保存するのも良い対策になります。

🔵 定期的なセキュリティチェック

登録している電話番号やメールアドレスが最新のものか定期的に確認しましょう。

また、不審なログイン履歴がないかを「ログインアクティビティ」からチェックし、万が一の際にはすぐにパスワードを変更することが重要です。

🔵 信頼できるデバイスの管理

普段使用しないデバイスでログインする場合、二段階認証のコード入力が必要になりますが、頻繁に利用するデバイスを信頼できるものとして登録しておくことで利便性を向上させることができます。

ただし、信頼できない環境では自動ログインを避け、不審なデバイスの登録を見直すようにしましょう。




5.二段階認証を設定する際のよくある質問


Q1. 二段階認証を設定すると毎回認証コードを入力しなければならないのですか?

A. 一度認証を完了すると、信頼できるデバイスとして登録され、次回以降のログイン時に認証コードの入力が不要になる場合があります。


ただし、新しいデバイスや別の場所からログインする場合は、再度認証が求められます。
また、セキュリティの観点から、定期的に再認証を求められる場合もあります。

Q2. 認証アプリを変更したい場合はどうすればよいですか?

A. 現在の認証アプリを無効にし、新しい認証アプリを設定することで変更できます。

「二段階認証」の設定画面から、新しい認証方法を選択しましょう。

また、認証アプリを変更する際は、バックアップコードを事前に保存しておくと安心です。

Q3. 認証コードが届かない場合は?

A. SMS認証の場合、電波状況が悪いと受信できないことがあります。また、迷惑メッセージとしてブロックされていないかも確認してください。

認証アプリを使用している場合は、アプリを再起動するか、再設定を試してください。

さらに、スマートフォンの時間設定が自動同期されていない場合、認証コードが無効になることがあるため、時刻の設定も確認してみましょう。




6.まとめ


インスタグラムの二段階認証を設定することで、
アカウントの安全性を格段に向上させることができます。

近年、SNSアカウントの乗っ取り被害が増加しているため、パスワードだけでなく、追加のセキュリティ対策を施すことが非常に重要です。

特に、インスタグラムは個人だけでなく、
ビジネスやブランド運営に利用されることも多いため、アカウントのセキュリティを確保することは必須といえます。

また、二段階認証を有効にするだけでなく、定期的にセキュリティの設定を見直すことも重要です。

登録している電話番号やメールアドレスが最新のものであるか、不審なアクセス履歴がないかを確認し、必要に応じてパスワードの変更を行いましょう。

これにより、より安全なインスタグラムの利用が可能になります。

万が一の事態に備え、バックアップコードを安全な場所に保管し、いつでも対応できるように準備しておくことも大切です。

インスタグラムを安心して楽しむためにも、今すぐ二段階認証を設定し、安全な環境を整えましょう!




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